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フルート音楽留学!スイスの冬の積雪は半端ない!音楽留学中に経験した国鉄事情。
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こんにちは。フルート奏者の町井亜衣です。
スイスはルガーノに在住していた冬の時期に、仕事でドイツに出かける用事がありました。
積雪がすごい時期。目的地まで無事たどり着けるのか不安な季節でした。
Contents
ヨーロッパの電車は時刻通りに進むことを考えてはいけない!
そもそも論として、ヨーロッパの電車に乗るときに、日本のように分刻みで電車の予定を立てること自体がもうNGと思っていた方がいいです。
10分くらい遅れてもアナウンスがないこともよくあるのです。
それでも、国によってその事情も変わりまして、スイスやドイツの電車は比較的時間を守られているように感じます。フランスやイタリアと比較した場合ですよ。(日本と比較してはいけません!)
イタリアとフランスは突然のストライキもよくあるし、時刻通りに動かないことで有名なので…。(それでもフランスの電車は大分改善されてきていると思うのですけれど。)
スイス国鉄なのに車両はイタリア国鉄の時もある。
でも、今回の移動は、スイスからドイツ。
こうなると、使われる電車がどの電車になるのかにもよって変わってくるのです。
イタリアからやってきた電車が、ルガーノを経由してバーゼル方面に行く場合、イタリア国鉄車両に乗ることになる場合もあります。
スイス国鉄の場合もあるし、ドイツ国鉄の場合もあるわけですよ。
そして、車両はそのままでも、国を跨げば働く人たちはそのエリアの国鉄道員さんになるので、スイスにイタリア国鉄の車両が到着しても、切符を切ってくれたりする車内の車掌さんはスイス国鉄の方になるわけです。
さすが陸続きのヨーロッパですよね。
スイス国鉄の車両が到着
今回の移動は、スイス国鉄の車両が到着しました!ミラノ発の電車です。
しかし、ルガーノから乗る予定の電車が既に10分遅れでした。イタリアに関わるとよく遅れるのですよね…。
次の乗り換え時間が10分しかないから、その時点で時間通りに目的地には着けないなということはほぼ確定…。
こんな時、一番やってはいけないのが「イライラする」こと。イライラしてもハラハラしても、電車は早く来てくれない。
諦めて、気楽に行こうと柔軟にすべてを受け入れる器の大きさが必要になります(笑)
スイス国鉄、積雪の影響で電車が通れません。
まぁ、気楽に進むことに決めて電車に乗っていると、予定よりも手前で全員降ろされることになりました。
線路が積雪で通ることができないとのこと。スイスの積雪、なめちゃいけません…。こんなことあるんですね…
一駅分ほどバスに乗せられました。そしてまた電車に再度乗り…。
ああ、今日中に私はドイツにいけるのかしら…と思っていました。
スイス国鉄すごい!こんなラッキーなことが…!
バスで移動した駅から電車にのると、次の駅でラッキーなことに目的地までダイレクトの電車に乗ることができたのです!
結果的に、もともとの予定とほぼ変わらない時間にドイツの目的地へ着くことができたました!!!
積雪の中、スイス国鉄の皆さま、頑張ってくれました…!!
チケットの座席指定などはどうなるの?
基本的に、全席座席指定して乗る種類の電車だったのですが、このような場合は国鉄側がチケットを振り替えてくれます。
なので無賃乗車の心配や、倍チケット代を支払う心配はいらないのですが、困るのは、座席指定ができないことですね。
もちろんしてもらえる場合もあるのですが、今回は空いてる席に座るということでドキドキしていました。
ラッキーなことに、この時は自分の降りる駅の一駅前まで座っていられました。
ヨーロッパ、電車移動の醍醐味!?
ヨーロッパではこんな電車トラブルは沢山沢山起きています。
ある意味ヨーロッパの醍醐味ですよね。焦らずそれも楽しんでしまうのが一番だとおもいます。
この日は、トータル8時間の電車とバスの移動となりました(笑)
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