【YouTube】オネゲル牝山羊の踊り/ Honegger : Danse de la Chèvre

【2009年日本で行われたリサイタルの動画をUpしました！】

こんにちは。フルート奏者の町井亜衣です。

オネゲル牝山羊の踊り/ Honegger : Danse de la Chèvre の
演奏動画をYoutubeにアップロードしました！

Contents

オネゲル牝山羊の踊り/ Honegger : Danse de la Chèvre

2009年町井亜衣フルートリサイタル in 東京

フランス生活4年を終えて、
5年目突入した頃に
日本に帰国して行われたリサイタル。

2009年10月23日［金］
ルーテル市ヶ谷ホール

曲目解説

《アルチュール・オネゲル (1892–1955) 牝山羊の踊り》
Arthur Honegger: Danse de la Chèvre

オネゲルは「フランス 6 人組」の作曲家として知られ、主にパリで活躍したが、両親はスイス人で、自身の国籍もスイスであり、1996 年発行の 20 スイスフラン紙幣には彼の肖像が採用されている。オラトリオや交響曲、オペラやバレエ音楽など大規模な作品に評価が高く、多くの傑作を残す。また映画音楽にも意欲的に関わり、《レ・ミゼラブル》や《うたかたの恋》など、黎明期から映画史を陰で支えた。《牝山羊の踊り》は 1919 年に作曲された無伴奏フルートのための作品。ルネ・ル・ロイに捧げられている。神秘的な冒頭で幕を開け、増音程を含む 4 度音程のゆっくりした上昇音型がこだまのように繰り返される。主題を暗に挟みつつも不思議なプロローグで幻惑した後、リズミカルで速いパッセージが展開され、最後は冒頭の旋律に収束して幕を閉じる。小品ながらもフルートの音域を幅広く用いた華麗な技法が生かされ、フルート曲のスタンダードとして今日まで愛され続けている。

～曲目解説　町井亜衣フルートリサイタル2009　プログラムノートより