【フルート大百科】

【スポーツと芸術の世界 4つの共通点】

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こんにちは。フルート奏者の町井亜衣です。

常々思うのですが、アーティストもスポーツ選手も通ずるものがあると思うのです。

町井亜衣的にはどんな共通点があると思うのかを書いてみたいと思います。

 

Contents

『当たり前のこと』を犠牲にしている

色々な、生きていたら『当たり前のこと』を犠牲にしているケースが非常に多いです。

犠牲、というと、語弊があるのかもしれません。本人は犠牲とは感じていないと思うからです。

 

例えば、コンクールが続いたり、試合が続いたりしたらやはり、恋愛にうつつを抜かしている場合ではありません。

私自身、周りが合コンだ、バイトだ、と言っている間、「大学生活」をエンジョイしている間、全力で練習していました。

当時の私は、「ふつうの目標じゃないんだから、普通のことをしていたら無理でしょ?」と、それを苦痛には感じていませんでした。

 

もちろん、恋愛したいなぁ~とは普通にありましたけれどね。

 

結果にこだわる。過程にこだわる。

演奏家も、スポーツマンも、大会に出て何かしらの結果を求めていくとおもいます。

スポーツマンなら、記録やタイム、そしてメダル。演奏家なら、賞などですね。

 

そして、その1つの大会やステージのすごく短い時間の何百倍もの時間をかけて、練習をして準備していきます。

スポーツだと、種目によって異なると思いますが、音楽のコンクールだったら、1次予選は非常に演奏時間が少ないですよね・・・。

その5分弱の時間のためだけに、必死で練習をしていくわけです。

 

あれだけのことをやった。

けれど、そこで失敗したらそれが結果となり、過程の中でどれだけのことをしたかということは評価としてはされない。

その過程は絶対に糧になっていて、今回は結果につながらなかったかもしれないけれど、次の機会にそれが生きてきたりもします。

 

自分自身の技術の向上にエネルギーを注ぎそして、それがどれだけ過酷でも本番の一瞬の時間にしか評価をされずそれが実るのは本当に一握りの人であることは、共通点だと思います。

 

身体と心の状態がパフォーマンスに影響する

音楽家にとっても健康状態ってすごく大切です。

スポーツ選手は当然のように取り組んでいると思いますが、音楽家もそうです。

 

健康状態がよくなかったり、身体のどこかに痛みがあるとベストパフォーマンスは難しいですよね。

そして、健康状態が、メンタルにも大きな影響を与えると思います。

 

スポーツ選手にはメンタルコーチがついているという話をよく聞きますが、音楽家ではなかなか聞かないかもしれませんね。

やはり、セルフイメージが非常に大切なので、自分自身の自信をもってステージで耀かなければならない。

そうでなければ、これまでの練習がベストな状態で発揮されないかもしれないのです。

 

ベストパフォーマンスを生み出すには、心と身体の状態をよい状態にするために日々のトレーニングが非常に大切だと思います。

 

ファンのみなさんの応援が本当にはげみになる。

ファンの方が、たとえ一人でもいてくれたら本当に本当に励みになります。

 

スポーツ選手の試合後のインタビューで「ファンの皆さんの応援が聞こえて、最後頑張れました」という声を聞いたことがあると思います。

演奏家も同じで、コンサート中にニコニコして聞いてくれているお客様がいたらすごく元気をもらいますし、いただいたアンケートがものすごく励みになって頑張る気持ちが沸き起こります。

応援して下さる方たちがいるおかげでやっていくことができているということも大きな共通点かな、と思います。

 

 

考えてみた時に・・・(まとめ)

そんな自分の姿を重ねてしまうからなのかスポーツ観戦はあまり得意ではありません。

けれど、やっぱり素晴らしいですね。オリンピックの試合も、観てたくさん泣きました(笑)

 

やっている本人としてはやはり結果に拘りたいだろうと思うけど、けれどそれまでの過程が大切なのだということもわかります。

 

私自身も、コンクールに出ていた頃はやっぱり結果にこだわっていたし、そのためだからやれた練習もあるし、だからこそ実らずたくさん泣いたこともあれば喜びも知ることができました。

 

「当たり前でない結果が欲しいのなら当たり前の暮らしをしていてはいけない。」

正にそうだったなと。

 

その現役真っ只中が終わったら後回しにしてきた「当たり前の幸せ」を手にして暮らしてみてもいいと思う。

けど、そんな素敵な世界を見てしまったら当たり前の生き方なんて結局できないから、どんなカタチであれ支えてくれる人が必ず必要なのだと思う。

 

仲間、パートナー、家族。

そして応援してくれるファンのみなさん。

バックグラウンドなしでは何もできないと痛感する。

 

前に出て目立っているように見えてる時は支えてくれる人たちがたくさんいる。

だから、安心して前に出ていける。

 

安心して仕事を任せられる人たちが近くにいてくれるこの有難さ。

応援してくれるファンのみなさんの声援の有難さ。

それもきっと、スポーツ選手もアーティストも同じなのだろなと思います。

 

町井亜衣音楽レター
「きみ初心者?」と言われるような状態から、17歳という遅いスタートで音楽の道を目指し、現在は大好きなフルートと音楽に囲まれて生きています。今回、あなたにそのストーリーを特別に公開します。
 

 

フルーティスト 町井亜衣

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